2014年12月5日金曜日

3年生奈良・京都宿泊研修3日目8

実際に能面を装着してそこから見えるものは、着けた人でないとわからないものです。
お面を着けると、自分ではできないことを演じる。
全く経験をしたことのない世界に生徒たちは興味深く聞き入っていました。

さらに、能で扱う着物のお話。

西陣織で金箔を用いたきらびやかな着物には、沢山の職人さんが関わっているそうです。
1つの芸能を支えるいくつもの職人さんによって成り立っている。一つ一つのものにこだわりと誇りを持って仕事をする姿はぜひ見習いたいものです。



最後に変わらないものの有り難さをお話しされました。
iphoneは毎年変わっていき、すぐに変化していくものですが、変わらずに600年続いているものがある。
そういったものを是非大切にして、なぜ600年も続いているのかを感じて、考えてほしいと思います。

早朝から夜まで、長い時間の宿泊研修3日目でした。
明日は最終日。
最後まで気を引き締めて臨んほしいと思います。

明日は和菓子作りと友禅染の体験学習です。


村崎