花曇りのやわらかな風に包まれて、本日、熊本学園大学付属中学高等学校の入学式が厳かにとり行われました。
昨年は、中学校独自で入学式が行われましたが、今年から、中学校・高校合同での入学式です。会場の高校体育館には保護者を含め約千名が集い、入学を祝いました。
新入生は、真新しい制服に身を包み、少し不安げに登校してきました。9時までにそれぞれのHRに入って、新しい担任、友達と初めての出会いです。
早朝からお手伝いに来ていた一期生の生徒会のメンバーも、教室への誘導や、受付など先輩として立派に役割を果たしてくれました。一年前を思うと、この一年間の成長に驚くと共に、頼もしさを感じました。新入生は一年後、どんな生徒に成長しているでしょうか。
担任を先頭に、ブラスバンド部の演奏に乗って入場。皆、きちんと顔を上げて凛とした態度で、誇らしい思いです。担任が一人一人の名前を呼ぶと、体育館にさわやかに響く声で返事をして、まっすぐに起立します。
二期生を代表して、A組の島川君が「誓いの言葉」を述べました。堂々とした態度に、高校のスタッフからもおほめの言葉をいただきました。
「苦しみや挫折は貴重な財産。負けずに何ごとにもチャレンジすること」
「思わなければすべての夢は叶わない」
いただいたたくさんの言葉を胸に新しい学舎に戻る新入生。白い八重桜の花が微笑むように咲いていました。
新入生の前途に広がる揚々たる洋々たる未来。 本当に入学おめでとう!
木村祥子(1学年主任)