2017年2月8日水曜日

ふれあい天文教室

アロハ〜♪

「アロハ」とはハワイ語で「こんにちは」などのあいさつの言葉だということです。
今日は、2年生を対象とした「ふれあい天文教室」が行われました。
講師の先生として、国立天文台から臼田知史先生にお越しいただいて宇宙の魅力について語っていただきました。

臼田先生は、「TMT」(Thirty Meter Telescope)の稼働に向けてご活躍されており、現在稼働している口径8.2mの「すばる望遠鏡」と比較をしながら、望遠鏡の口径を大きくすることの利点、ハワイに建設することのメリットなどをわかりやすく教えて下さいました。

「宇宙人はいるか?」という問に対しては、この広い宇宙の中の時間軸を含めて考えたとき、いるとしても出会うことの難しさも教えて下さいました。そう考えると、今この地球に存在する私たちヒト、それ以外にも確認されているだけでも180万を超える生物たちの存在がとても奇跡的で貴重な存在だと気付かされました。自分たちの隣りにいる人を大切にすること、生き物を大切にするという基本的なことに、大きな価値を付け加えてくださったように思いました。

今回中学2年生を対象とした講演会でしたが、大学前期入試を控えた高校3年生も参加しました。あっという間に臼田先生の宇宙の世界へ引き込まれ、スケールの大きな世界に圧倒されつつも、科学的探究心を掻き立てられる時間でした。臼田先生、本当にありがとうございました。

あっという間に臼田先生の世界へ!

宇宙は広い!TMTはすごい!

最後に臼田先生を囲んで